超AI時代

超おもしろかったです。落合陽一さんの『超AI時代の生存戦略』。発行は2017年の5月。

これからの時代を生きていくうえで意識すべきことが網羅されています。「将来AIが台頭するって言うけど、じゃあ人間はどうすればいいの?」などと思っている方は、一読することを強くおすすめします。

人工知能との付き合い方や、人間の強み、やるべきことが詳しく書かれています。


今回はその中でも、ぼくがグッときたポイントをアウトプットしていきたいと思います!

キーワードは『ワークアズライフ』『趣味性』『遊び』『3つの報酬』『ブルーオーシャンな考え方』あたりですかね。。


ワークアズライフ

ワークアズライフ、同じような言葉を聞いたことがあるかもしれません。それはおそらく、ワークライフバランスでしょう。

ワークライフバランスとは、仕事を充実させながら、私生活においても自分の満足のいく選択ができるようにしていくという考え方です。


でも今後、ワークライフバランス的な考え方は通用しないと落合さんは言います。なぜなら、グローバル化とインターネット化によって、ワークとライフはわけ隔てるものではなくなるからです。

仕事と私生活は限りなく一致していき、仕事と仕事以外の生活の両方で価値を生み出し続けられる人が生き残る時代になるのです。そういう生き方のことを『ワークアズライフ』と呼んでいます。

これは、今後でてくるすべてのキーワードの、根本となる考え方です。


趣味性・遊び

では実際、ワークアズライフを実践していくにはどのようにしたらいいのか?すべてに共通する基本的な考え方としては、「AIが台頭する将来に人間が意識すべきこと」です。


ずばり大事なのは、『趣味性』『遊び』です。これらはAIにはない、人間固有の能力、特技と言えるからです。

コンピュータには趣味性がありません。落合さんは、コンピュータは透明になろうとする圧力があると言います。一方の人間は、趣味性により、透明なものに色を付けることができます。(この表現すごく好き)

合理的で、効率のいいことはコンピュータの得意分野です。だから人間に残された道は、非効率であっても本当に好きな趣味を見つけることです。そして趣味を仕事にしていくこと。


遊びも同様です。そして、遊びを仕事にしていく際に重要になる考え方があります。
それが『3つの報酬』。


3つの報酬

3つの報酬とは、「ギャンブル」「コレクション」「心地よさ」のことを指します。

これらの報酬が大切である理由は、ものごとの継続性を生むからです。自分の遊びをずっと続けていくためにはこれらの概念がかかせません。
ひとつひとつ見ていきます。


「ギャンブル」的な報酬とは、チャレンジして、勝つか負けるか、うまくいくかいかないかの緊張感の中、成功することです。
一度うまくいくと、人間はそれにはまっていくので継続性が得られます。

「コレクション」的な報酬とは、自分のやっている遊びが目に見える、可視化されている、ということです。
自分のやっていることが積みあがっていく感覚を得ると、楽しくなってきます。それが継続性につながります。

「心地よさ」的な報酬は、自分の五感に訴えかけることを探していこうという報酬であり、自分は五感のどこを刺激されると心が動かされるのかを知っておくと、次もそれを得たいと思うようになるので、継続されるようになります。


遊びの中にこれらの報酬を組み込み、仕事をゲーム的な感覚までに落とし込むことが重要なのです。


ブルーオーシャンな考え方

ブルーオーシャンとは未開拓な市場という意味です。これに対して競争の激しい市場をレッドオーシャンと呼びます。

これからの時代は、ブルーオーシャンを探すことが必須となります。なぜなら、ブルーオーシャンを探すというのは、他人と違うことをするという意味であり、他人と違うことをするのは大きな価値があるからです。

これはレッドオーシャンに参入して他人と競争するという考え方とは真逆の考え方です。競争心は、いらないのです。他人と競争している時点で、そこにオリジナリティはないということだから。



この考え方は、ぼくにとって最も腹落ちしたものでした。

ぼくは今までの人生の中で、競争があまり好きではありませんでした。というより、苦手でした。

部活動などでさまざまなスポーツを経験してきましたが、そのどれも大して本気になれませんでした。負けん気が全くないのです笑。わりとこれは悩みでもありました、。


でもこの本を読んで、180度考えが変わりました。他人と同じルールのもとで戦うことがそもそも自分の性格にあっていなかっただけなのだと。ぼくは他人がやらないことをやるときにモチベーションが出てくるのだということに気づかされました。

これはまさにブルーオーシャンとレッドオーシャンの話です。ぼくはレッドオーシャンに興味がないし、向いてもない。ブルーオーシャンを探して自分なりのルールで戦うことが好きなのだ。


自分の適性を知る

このように自分の適性を知ることは、非常に大切なことです。

あなたがいま何かに本気になれないのは、自分のモチベーションのありかを知らないからかもしれません。適材適所、自分が一番輝ける場所に自分を配置していきましょう。

ぼくの場合は、「世界一」よりも「世界初」に憧れを抱くきますし、やっていて楽しいです。


なんだか自己分析みたいになってしまいましたが、この本を読んで非常に大きな気づきを得ることができました。本は偉大ですね~ほんとに。
そして落合さんはやはり天才。

ということで、『超AI時代の生存戦略』の感想でした!ほんとにおすすめです!