僕は最近YouTubeで、大食いや早食い系の動画をよく観る。今やいろんなタイプのプレーヤーがいて、食べ方や食べるものもいろいろなのでとても楽しい。

そこで、なんで他人の大食い早食いを見たくなるのか考えてみた。

大量の料理が口や腹に収まっていく様がおもしろい、見ていて爽快、などの理由もあるだろう。でも、もっと人間の心の奥底に響く理由があると思う。

その理由とは、現代の人間は必死になって食べることが少ないから、人間が無我夢中で食べる姿が珍しいんじゃないか?というもの。

長い歴史の中でも、ここ数十年はおそらく初めて人類は飽食の時代を迎えている。特に日本においては、多くの人は自分が飢餓に陥る心配なんて全くしていないだろう。

だから、食べ物をむさぼり食う、我を忘れて食にありつく、なんてことは少なくなっている。

人間を含めた動物は本来、食べ物を発見したら我先に飛びつくものだろう(群れの中のカーストで食べる順番など決まっているだろうが)。

そんな人間達が忘れた「必死に食べる」という感覚を、大食いや早食いYouTuberにみている、というのが僕の推測だ。


ちなみに僕は動物の捕食映像もよく観る。「生きるために食べる」という光景に心打たれるからだ。

いずれにせよ、動物が一生懸命なにかを食べる姿には、人の心を動かす力があるのだろう。