人間が酔うのは、お酒を飲んだときだけじゃない。
辛いものを食べたときにも、人は酔えるのだ。
というのも、俺は先日インドに行き、辛いものをこれでもかというくらい食べまくっていた。
その一方で、お酒は一滴も飲まなかった。そもそもお酒を販売している場所が少ないのだ。宗教の戒律だろう。
アルコールを1mlも摂取していないのに、俺はインド滞在中、酔いまくっていた。
「インドに来た」という高揚感もあるだろうが、本質はそっちではない気がしている。
辛いものを食べることで全身の毛穴という毛穴がかっ開き、脳汁が溢れ出てきて、酔ったような気持ちになるのだ。快楽。
アルコールは必要ない。人間は自らの脳内物質で酔うことができる。なんとコスパのいいことか。
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