無題

漫画『キングダム』を知っていますか?

2006年からヤングジャンプで連載されていて、現在52巻まで発売されている歴史漫画です。作者は原泰久(はらやすひさ)さん。

内容としては、中国の春秋戦国時代の戦争を、元下僕の少年兵士の成長を追いながら描いたものとなります。
この少年の口ぐせは、「天下一の大将軍になる!」熱いですねえ。

中国の春秋戦国時代といえば、7つの国が群雄割拠を繰りひろげる騒乱の時代です。
そしてそれを制した秦国が中国大陸の覇者となる、これを聞いただけでもワクワクしませんか。。

ここから分かる通り王道作品ではあるんですが、それにとどまらない見どころがキングダムにはあります。


見どころ①史実に基づいている

漫画を読み進める中で、司馬遷の『史記』という文献が引用されることがあります。

また登場人物も、実際に歴史の中で出てくる人が多く扱われています。

つまり、物語の大筋は史実に基づいているというわけです

そしてそこに作者の想像やオリジナルのエピソードを盛り込むことで、とてつもなく面白い歴史の教科書として読み進められるわけです。

漫画を読みながら歴史の勉強をする。最近はそういうものをよく見ますが、キングダムほど面白いものはないと思います。

史実と創造のバランス感といいますか。すごく絶妙です。


見どころ②権力を巡る戦いも描かれている

ただただ血なまぐさい戦争の様子を描いているだけでなく、当時の権力争いのようすも知ることができます。
その内実を見ると、権力争いも立派な戦争ということが分かります。

たとえば宮廷の宮女たちの争いです。
大王に気に入られてその子どもを授かろうと、あらゆる画策をする女たちの争い。

ある意味、武力による戦闘よりも恐ろしいんじゃないかと思えるほどドロドロしたものです、、笑


宮廷だけでなく、大王の側近や後ろ盾となる人々の権力争いも必見です。

このように、あらゆる意味での戦争を見られるのがキングダムの大きな魅力です。


見どころ③綺麗ごとではない

王道の漫画にありがちなのは、人があまり死なないことや、むごい場面は描かないことです。

たとえばワンピースはそれが顕著で、それゆえエースが死んだときの衝撃はすごかったですもんね。

その一方でキングダムは、人は死ぬし、むごい場面もたくさん出てきます。
別にこれが良いことだとは言いませんが、表面上だけの綺麗な戦争は描いておりません。

勝った国が負けた国の人々を辱め、蹂躙する光景には、目を伏せたくなるような場面があるのも事実です。

でも、本当の歴史、戦争のようすを知るにはいい機会になると思います。
(実際はもっとひどいものだとは思いますが、、)


長いけどすぐ読み切っちゃう

とまあ今さら感はありますが、漫画キングダムの魅力を語らせてもらいました。

すでに52巻も出ているということで、ぼくも最初は敬遠してました。今から読むのは長すぎる、、と。

でも実際に読み始めてみると、おもしろすぎてすぐに読み切ってしまうと思います。

ぼくはまだ全巻読んだわけではないですが、あと数日で読み切ると思います。笑
コツコツ買いためていく楽しさもあります。

歴史好きもそうじゃない人も、みんな楽しめる王道作品の紹介でした。