解体新書

2018年7月6日、渋谷の100BANCHという場所で、とある昆虫食のイベントが開催されました。
その名も『昆虫食解体新書』。

この100BANCHというところは、ぼくも以前にイベントの運営に携わらせてもらった場所です。
関連記事:100BANCHで昆虫食のワークショップを開催しました!


100BANCH自体、今をときめく昆虫食関係者がたくさん集まっている昆虫食のメッカみたいなところでして、本当にあつい場所です。


そんな100BANCHでひらかれた昆虫食解体新書ですが、大盛況でびっくりしました。
いやでも、それにも納得の内容でした。なによりコンセプトがおもしろかった。。

イベントのコンセプト

イベントのコンセプトとしては、「3つのクラスターに分かれて、それぞれの領域とコラボした昆虫食をつくる」というものでした。

クラスターというのは専門集団のようなもので、ここでは『POP』『LUXURY』『LAB』の3つに分かれていました。

それぞれ、『POP』=コオロギラーメン、『LUXURY』=昆虫料理、『LAB』=昆虫ドリンク、というコンセプトだったのですが、これが本当にワクワクするんです。。

POP

POPを担当されていたのが、コオロギラーメンでおなじみの篠原祐太さんです。

実はコオロギラーメン自体は2度目の経験だったのですが、やはり美味しい。。もう病みつき。
関連記事:【昆虫食は革命だ】篠原祐太さんのコオロギラーメンが美味しすぎる件

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コオロギラーメンは、イベントで提供するたびにコオロギの配分などを変えているらしくて、その探求心に感動してしまいました。

だってすでに十分おいしいのに、まったく満足していないんですよ。
篠原さんには尊敬の念がつきません。。

LAXURY

LAXURYを担当されていたのが、下北沢で『Salmon&Trout』というお店のシェフをつとめられている森枝幹さん。

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こちら森枝さんがつくられた昆虫料理。
なんだかわかりますか?

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実はクラッカーの上には、キャビア蟻の卵がのっているんです。
(白いほうが蟻の卵)

味としては、キャビアがしょっぱいので、一緒に食べると蟻の卵が負けてしまいます。

逆に言えば、蟻の卵は味が薄くて食感がおもしろいので、いろんな料理に応用できると感じました。

LAB

最後のLABを担当されていたのが、セキネトモイキさんというバーテンダーをされているかたです。

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これは果実酒にタガメエキスを加えたもの。
タガメは、「少しくせの強い青リンゴ」という感じの味でしたね~。

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そしてこちらがコオロギ酒です。
お酒自体は透明の袋に入っていて、その上に土がのっているんです。すんごいおしゃれ。

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ほかには、ミルワームなども漬けられておりました。なんでもありだな。。笑

昆虫酒飲み比べとかおもしろいですね~。いつかやりたいな。

昆虫食のおもしろさはコラボにある

100BANCHという場所やこのイベントのコンセプトのひとつに「コラボレーション」というのがあります。

普段はまったく昆虫食にかかわりのない人が昆虫食を扱うことで、そこに新しいイノベーションが生まれる。
これってすごく大事なことだと思います。


昆虫食にはどうしても、「アンダーグラウンド」で「怪しいもの」という印象がつきまといます。こればっかりはしょうがないというか、ある意味ひとつの魅力でもあります。

でも、それだけで終わらせてはいけない。もっとオープンで、おしゃれな昆虫食があってもいいわけで。
そういう意味で昆虫食解体新書というイベントは、今までの昆虫食とは一線を画した新しい価値を生み出していると思いました。


今後も、「昆虫食✖別の領域」という見たこともないようなコラボレーションを生み出していければ楽しいですね。